|
世界ではすでに体外受精で万を越す新生児が誕生しており、一般的に見ると、異常の率は自然妊娠とほとんど変わらないか、または、わずかに高い程度と考えられています。オーストラリアにおける結果では、660人の分娩児のうち、奇形率は2.4%で、自然妊娠の場合の1.8%に比べてわずかに高い数字を示しています。これは、おそらく体外受精による多胎妊娠によるものと思われます。また、体外受精では、高齢出産のケースが多いことも、数字を高くしている理由のひとつと考えられます。当クリニックでは、高齢妊娠の場合は、ときどき胎児がダウン(Down)症候群のような染色体異常を有する危険性が考えられるため、羊水穿刺による染色体分析をお勧めする場合があります。ただしこれは、何も体外受精による妊娠に限ったことではなく、自然妊娠の場合でもいえることです。詳しいことは担当医にお聞き下さい。
|